ホールスタッフの残念な瞬間
早速ですが、 先日ある飲食店で食事をした時のことです。
席に着くとスタッフさんが私におススメの料理を説明してくれました。
その後、私はスタッフさんがおススメする料理を注文しましたが、残念なことに最後の最後までそのスタッフさんから「お味はいかがでしょうか?」といった感想を聞かれることはありませんでした。
(私の思考)
「おススメしておいて感想が気にならないの?」
本当に不思議でなりません。。。
チェーン店でありがちですが、おススメすること自体がゴールになっているのではないかと思われます。
本来は、お客様から感想をいただき、次の接客や商品開発の参考にしていくべきところですが、おススメすること自体がゴールになっていると、そこまで気が回らなくなってしまうのでしょう。
先日、出張でバリ島に行ってきました。 バリ島の飲食店の凄いところは食事する8割以上のお店から「感想」を聞かれたのです!
高級店だけではありませんカジュアルな店でも徹底していました。
たた残念だったのはそのほとんどの店が「感想を聞く=マニュアル化?」されていると強く感じたことです。
そう感じた背景として、会話が多いに盛り上がっているタイミングにも関わらずこちらの状況を無視して「お味はいかがですか?」と感想を聞いてくるのです。
会話が中断され、盛り上がっていた雰囲気も冷めてしまう嫌な瞬間です。 おススメするのがマニュアルならば、せめて感想を伺うときくらいは自然なタイミングで行きたいですね。 お客様と接するタイミングを見計らい感想を伺うと良いでしょう。
例えば
【追加のお飲み物やお料理の提供のとき ・追加注文のとき】
感想を伺うと、そのお客様の好みがだんだんと分かってきます。 次から好みに合った料理を提案していくと信頼関係が生まれます。 「あのスタッフにお願いすれば間違いない」 このようなお客様との信頼関係が作れると大型・中型のパーティの予約に繋がったりするわけです。
おススメ自体をゴールにせずに、その先の何かをゴールに設定していく。